オフライン休暇の最中に起きた、暗号化ファイルのクライシスと救済

オフラインを誓った日曜日

先週の日曜日、私はついに3ヶ月ぶりのオフライン休暇を取った。

仕事用のLINEの通知をオフにし、PCの電源を完全に切り、自宅のテーブルに抹茶碗と新しく買った小説を置いた。「今日は誰にも邪魔されない」と心に誓い、湯を沸かし始めた。

突発的な緊急事態

午後1時、スマホの着信音が突然鳴った。仕事の電話はブロックしていたはずだが、後輩の佐藤くんからの緊急通話だった。

「先輩、大変です!クライアントの山田社長が今すぐ先日の暗号化されたマーケティング提案書を必要としています!パスワードは先輩しか知らないんです…」

私の頭が真っ白になった。そのファイルは先週の深夜残業で暗号化したものだった。疲れすぎてランダムな英数字の組み合わせを使った記憶はあるが、具体的な文字列はまったく思い出せない。

絶望の中で見つけた救い

「オフライン休暇なのに…」と歯を噛みながら、PCの電源を入れた。インターネットで「暗号化ファイル パスワード 復元」と検索すると、いくつかのツールが出てきたが、ダウンロードが必要だったり、有料だったりで手間がかりそうだった。

その時、先月同僚の加藤さんが「ソフトをダウンロードしなくてもブラウザ上でできる、安全なパスワード復元サービスがある」と話していたのを思い出した。Catpasswdという名前だった。

早速サイトにアクセスしてみると、ファイルを直接アップロードする代わりにハッシュを送信することで、元ファイルの漏洩を防げると書かれていた。慌ててファイルのハッシュを取得してアップロードし、待つことにした。

20分後、画面にパスワードが表示された!

佐藤くんにパスワードを送り、再びPCの電源を切った。抹茶は少し冷めていたが、一口飲むと、緊張が一気に解けた。

オフライン休暇とデジタルの救済

その日の夜、佐藤くんから「クライアントに無事提出できました!」と感謝のメッセージが来た。

私は「Catpasswdってサービスを使ったんだ。次に同じようなことがあったら試してみて」と返信した。

オフライン休暇はやはり大切だけど、偶然の緊急事態には、そんな手軽で安全なツールがあると、本当に助かるなと思った。