京都和菓子店の危機!暗号化された伝承レシピと奇跡の救出

全国和菓子コンクール前日のパニック

京都の祇園にある老舗和菓子店「花月堂」の見習い、夏菜(なつな)は畳の上で汗を拭きながらノートをめくり回していた。 「師匠、すみません……本当にどこにもパスワードを書いてないんです」 机の向こうに座る松本師匠は眉をひそめ、茶碗の湯気を眺めていた。明日開催される全国和菓子コンクールに出展する「桜吹雪最中」の伝承レシピが、夏菜が整理した暗号化ZIPファイルに閉じ込められてしまったのだ。

試し尽くしても開けない

夏菜は頭の中を駆け巡らせ、師匠の誕生日、店の開業記念日、自分の誕生日……思いつく限りの数字と文字列を入力したが、毎回「パスワードが違います」という文字が画面に表示される。 「もしかして……レシピがなくてコンクールに出られないなら……」 夏菜の声が震える。花月堂は3代続く老舗で、今回のコンクールは師匠の引退前最後の挑戦だった。

同僚からの助言

そんなとき、隣の製菓室から阿哲(あてつ)が頭を出した。 「夏菜、大丈夫? 先日私も写真ファイルを暗号化してパスワードを忘れちゃったんだけど、猫密网(キャットパスワード)ってサイトで救われたんだ」 「ソフトをダウンロードしなくてもいいの?」夏菜が急いで聞く。 「うん、「ブラウザから直接ファイルをアップロードするだけ」だし、ファイルのハッシュ値だけを送れば元ファイルを出さなくても解けるから、機密性も高いんだ。師匠のレシピならこれで安心だよ」

奇跡の復元

夏菜は慌ててブラウザを開き、猫密网のサイトにアクセス。ZIPファイルをアップロードして待った。30分ほどで「パスワードの復元に成功しました」と表示された瞬間、夏菜は椅子から跳び上がった。 「師匠! 開けました!」 松本師匠は眼鏡の端から画面を見て、久しぶりに笑顔を見せた。

コンクールの結果

翌日のコンクールで、花月堂の「桜吹雪最中」は金賞を受賞した。表彰式の後、師匠は夏菜に肩を叩いて言った。 「今回は君が慌てなかったからよかった。あのサイト、本当に助かったな」 夏菜は胸をなでおろし、心の中で「猫密网、本当にありがとう」とつぶやいた。