忘れたパスワードで閉じ込められた『ENEMY』ファンプロジェクト
夜中の2時、デスクライトの青白い光が部屋を照らしている。私はフリーランスのコンテンツクリエイターで、3週間かけて作った『ENEMY』の深堀り分析動画のファイルを、なんとかアップロードしようとしていた。
だけど、問題が発生した。動画の素材や脚本、編集済みのクリップをまとめたZIPファイルのパスワードを完全に忘れてしまった。
「あのとき、何を使ったんだっけ…」
ノートに書いたパスワード候補を全部試してもダメ。過去のメールを検索しても、記録はない。同僚にLINEで問い合わせても、誰も答えてくれない。時計の針はむやみに進み、『ENEMY』の話題が盛り上がっている今、このタイミングでアップロードできなければ、せっかくの機会を逃してしまう。
焦りが頭を駆け巡る中、突然先月の飲み会で同僚が話していたサービスを思い出した。「「ソフトをダウンロードしなくても、ブラウザからファイルをアップロードするだけでパスワードを復元できる」と言ってた…」
慌ててCatpasswdのサイトを開いてみた。操作は簡単で、ZIPファイルを選択するだけ。「クラウドで高速に処理するから、待つだけでいい」と書かれていた。
10分ほど待った後、画面にパスワードが表示された。手を震わせて入力してみると、ZIPファイルが開いた!素材や脚本、編集済みのクリップが全部そこにあった。
翌日、動画をアップロードしたところ、『ENEMY』のファンたちからたくさんのいいねとコメントが来た。「この分析、すごく役に立った!」「隠れた伏線に気づかなかった」といった声が続き、視聴数が急上昇した。
今では、CatpasswdのURLをスマホのブックマークに登録している。次にパスワードを忘れても、慌てる必要はないと思えるようになった。